皆様、お元気ですか!坂上会計事務所です。
「経営計画をたてると経営は良くなるの?」
答えは、「分かりません」。
ですが、何もしないより、良くなる可能性はグッと高まります。
経営計画は、経営の自分自身に対する宣誓書です。
引続きの、重要なテーマです。
「従業員の考えている事と、社長の考えている事は、同じですか?」です。
ある程度の規模の会社ですと、予算システムはすでに導入されています。
それなのに、経営成績が低迷している会社も多くあります。
せっかく予算をたてているのに、失敗しているケースです。
予算が、絵に描いた餅になっています。
どうしてでしょう?
原因は、管理者と現場の温度差です。
計画の押しつけは、不幸を招きます。
ある程度の規模の会社になりますと、総務部長とか経理部長とかのポジションを金融機関出身の方が、担当する事があります。
金融機関とのパイプが太くなりますし、管理力の強化も期待出来るからです。
「この会社は、一体どうなっているんだ」
金融機関等からやってきた総務部長は、愕然とします。中小企業の管理体制の低さにです。
次にこう考えます。
「この会社に、これまで私がやってきた管理ノウハウを導入出来れば、この会社はきっと良くなる」と。
誰しも使命感をもっています。
「あの人が来てから、会社が良くなった。」そんな風に会社が変わる事を目指して総務部長は頑張ります。
結果は、どうでしょう?
現場の従業員は、迷惑でしょうがありません。給料が増えるわけでもないのに面倒くさいし、書類は増えるし、帰る時間も遅れる。
「あの人が来てから、気分が悪くなった」
結果として業績が悪くなった。そういうことが現実にあります。
結局、管理と現場の温度差がドンドン広がってしまいます。
管理が悪いから業績が悪い。そこで、管理を強化した。そうしたら、もっと管理が悪くなって業績も下がった、という悪循環です。
何かが欠けています。
わかります?
「他人が決めた目標です。力が入りません。」
無理なことをやれっていわれても、頭がおかしくなるだけです。
管理と現場の温度差。
これが不幸を招きます。
上の理屈を下に押しつけない事が大事ですね。
逆に、管理と現場の方向性が一致した時は、どうでしょう。
もの凄い推進力が生まれます。
管理と現場の「情報の共有化」です。
社長の仕事。管理者の仕事は、何でしょう?
計画をたてる事です。但し、もう一工夫必要です。
計画は、従業員に伝わらなければ意味がありません。
「計画をたてる。そして従業員に伝える。」これが社長の仕事です。
ですから、従業員に伝わる計画をたてる、これが大事ということです。
計画の根本は、経営者がたて、詳細は、現場でたてるという2段構えも有効です。
(追伸)
15年前くらいからアメリカでは、管理と現場の齟齬を解消する経営管理手法が開発されています。私も只今勉強中ですが、バランス・スコアカード(BSC)ということをお聞きになった方も多いと思います。今後、お伝えしたいと思います。
最近「経営理念」も流行っています。経営者と現場の方向性が一致するためにはとても重要です。
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