キリンビールの中期経営計画
皆様、お元気ですか!坂上会計事務所です。
「驚きのニュースが飛び込んできました」
キリンビールの北陸工場の閉鎖が決定しました。
この工場は、我が白山市にあり、雇用や酒税や固定資産税、周辺企業の活用で北陸地区の経済に大きな影響をもたらしています。
この北陸工場が来年8月で閉鎖されます。
私の親しい友人も勤務していることもあり非常に親近感を感じておりました。
この地域で行われる行事の乾杯の飲み物は、必ず、キリンでした。地域をあげて全面的に応援してきたつもりです。残念です。
「選択と集中」
2000年に突入して以後、経営学でいつも用いられる概念です。
文字通り、経営資源の割振りを行う場合、経営を建て直す場合に、得意分野や成長分野に力を注ぎ、不採算分野や成長が見込めない分野からは、多額の出費を伴ったとしても早期に撤退する事です。
当たり前のことですが、実行するのはとても勇気が要ります。
キリンビールは、国内工場を統合し、成長の見込める海外に力を入れていくそうです。
おそらく北陸地区では、キリンビールに関わる企業だけでなく、間接的にもその他の人々に大きな影響が出ます。
小さな話ですが、キリンビールは、地域の為に工場見学で施設を開放してくれています。地域の小学生は、バス遠足で、工場見学をしています。
私の長男はこのニュースを見て「これから遠足行けなくなっちゃうよー」と悲しんでいます。
私個人的には、親しい友人が、おそらく滋賀工場へ転勤になり、飲みに行く回数が減ってしまいます。
財政的には、人が一人暮らすには、年間200万円くらいかかりますので、私の友人一人だけで、白山市の売上が200万減り、滋賀県の売上が200万円増える計算です。
ただ、感傷的にキリンビールに文句を言ってもしょうがないですので、我々経営者はこの報道から学ばねばなりません。
一つは、経済環境の見通しです。
キリンは、北陸は、成長が見込めず、海外に活路を見出そうとしています。
北陸で生活する我々は、今後、どうしたらいいのか?
今こそ、真剣に考えるべきです。
一つは、選択と集中です。
経営資源を有効に割振らなければいけません。
その為には、採算分野、成長分野、不採算分野、低成長分野を区別していなければいけません。
具体的には、損益計算書、バランスシートを事業別に把握している事が必要ですね。
多くの中小企業の場合、そこまで行けません。
残念ながら当事務所もなかなかそこまでフォロー出来ておりません。
このためには、より細かい資料作成が望まれます。私は、お客様には、自計化を推奨しております。
推奨の理由は、部門別の計数管理のためです。
北陸経済にとって、キリンビールの報道から、いい事は何も予想できません。
しかし、これを契機に生き残っていく為の何かを学ばなければいけないといけませんね。
辛いです。
でも、考えるしかないのです。
生きていかなければなりませんから。
頑張りましょう(^-^)



















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