モノの価格について「マーケット志向」
皆様、お元気ですか!坂上会計事務所です。
モノの価格はどう決まるのでしょう?
「コスト志向」と「マーケット志向」
需要と供給
買い手と売り手の力関係です。
もしも、人々が飢えていてモノが不足している時、人はどう思いますか?多く、お金を払ってでもモノが欲しいと思います。
その商品の原価が、いくらかかったかなんて気にしません。
出せるお金を払います。
こういう場合は、買い手が弱く。売り手が強い場合です。
反対に、モノがあふれている時代。買い手は、値段にシビアです。
さらに、パンを食べたいと思っている人に、お米を売りに行っても、値段がどんなに安く、原価割れしていても買いません。
買い手が強く、売り手が弱い場合です。
モノの価格はどう決まるのか?
そうです、買い手と売り手の力関係によって、値段が決まります。
これが「マーケット志向」です。
もちろん、パンもご飯も食べる人なら、パンを買いに行って、お米が安ければお米もついでに買うかもしれません。パンしか食べない人は、お米買わないですね。
今、モノがあふれる時代です。
ほとんどの商品は、競争にさらされています。
買い手が強く、売り手が弱い時代です。
「マーケット志向」の影響が強いんです。
種なし巨峰も昔は、珍しかったですが、今では、スーパーで、すぐ手に入りますね。ルビーロマン、近くのスーパーで注文しましたが、ある日の夜発注して翌々日の12時にお店に到着したそうです。
「マーケット志向」の中で、いかにして勝ち残るか、ほとんどの中小企業の宿命だと思います。
売り手の弱い時代。
どうやって弱みを補強し、強みを増やしていくか?
経営者の創意工夫が試されているのです。
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コメント
この価格の問題は大変に難しい問題です。
ただ、当たり前の話をするならば
拒否権を持っている購入決断者が、
購入するのか否かです。
ルビーロマンの場合、市場にあまり出回っていません。
よって、欲する方が多ければ価格は成立します。
アメリカの化粧品会社がポリエチレンが開発されたとき、こぞって設備投資を行なったそうです。
多くの会社で設備投資を行なった結果、
市場の需要の何倍もの設備が過剰になりました。
価格は一気に下落したそうです。
目新しさのある間は、需要があるでしょう。
美味しさが更なる需要を呼べば、高値安定です。
趣向が合わなくて、需要が無くなれば、おのずと価格は落ち着くと思います。
受け売りですが・・・・すみません。
投稿: 赤い家紋 | 2011年9月12日 (月) 16時41分
コメントありがとうございます。
赤い家紋さま
ルビーロマン確かにその危険性を孕んでますね。
需要と供給、マーケットのバランスですね。
石川県民としては、そのブランド維持を祈るばかりです。
投稿: 坂上裕宣 | 2011年9月14日 (水) 14時22分