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2009年11月 5日 (木)

EBITDAとは?

皆様、お元気ですか!坂上会計事務所です。

今日は、昨日の続きです。

渡邉氏の財務の見方。

1.総資産利益率(ROA)をご説明します。

商売とは、投資と回収です。

商売の為に、お金を突っ込んだら、きっちり回収する。これが大事です。

それでは、これまでに、お金を会社に、いくら突っ込んでいますか?

今年はいくら回収できていますか?

この事は非常に大切な話です。

しかし、実は、即答できる社長さん意外と少ないです。

商売の為に、突っ込んだお金。総投資財産です。これを会計では総資産と呼びます。

金額を確認して下さい。

今現在の試算表または昨年の決算書をご覧下さい。

総資産の金額は、貸借対照表に資産の部というところがあります。その合計金額をご確認下さい。

回収したお金、これは、簡単に言うと1年間の利益ですね。

利益の金額は、損益計算書の税引後利益をご確認下さい。

損益計算書の一番最後に書いてあります。

総資産利益率の意味をご説明します。

皆さんは、今の商売を、後、何年頑張りますか。

仮に、20年頑張る、つもりだとしましょう

突っ込んだお金は、何年で回収しなければなりませんか?

当たり前ですが、突っ込んだお金は、20年で回収しないといけませんね。

1÷20 = 0.05 です。

総資産利益率を確認して下さい。

仮に、後継者がいてくれて頑張ってくれるなら、引き続き経営を承継してくれる事になるので楽になりますね。回収を後回しに出来ます。ただ、現実はそんな悠長な事はいってられませんが…

後継者の方は、先代の設備と借金を引継ぐという強い覚悟が必要です。頑張って下さい。

2.EBITDA を ご紹介いたします。

読み方は、まだ決まっていないそうです。

私は、エビーダと言っています。

インターネットで検索してみました。

EBITDAとは

Earnings Before Interest 、Taxes、Depreciation and Amortization

直訳すると、投資と税金支払と償却を行う前の稼ぎ です。

言葉は、難しいですが、中身は意外とシンプルです。

あなたの会社は、本業で、お金を稼いでいるの?

ただそれだけです。

商売の基本は、

借金をする、投資をする、お金を稼ぐ、税金を払う、借金を返す、新たな設備投資をする。

この繰り返しです。

これを続けていくだけです。

これをバランス良く行っていればいいのです。

稼いだお金で、税金を支払って、返済も出来ているの この確認作業です。

さて、この繰り返しの中で、一番難しいのは何ですか?

お金を稼ぐことですね。

そして、

常に、このバランスを強く意識していることが重要なんです。

ですから、渡邉さんはそこをしっかり確認しているのです。

実際、お金を稼ぐ事は大変な作業です。

毎日毎日が戦いの連続です。これは、実に大変な事なのです。しかしながら、経営者の皆さんは、挑戦する人生を選択されたのです。もはや逃げる事はできません。

さて、ここで、ご質問です。

この数字の確認作業をする人としない人。

どちらが、商売上手になると思いますか?

次のご質問です。

この確認作業を定期的に行う人とそうでない人。

どちらが、商売上手になると思いますか?

最低でも、試算表は、月に一度は確認したいものです。

試算表は、スピードメーターと同じですね。

さあ、試算表の営業利益をご覧下さい。これに減価償却を足すだけです。

期中に減価償却していない場合も多いと思います。その場合は、営業利益がEBITDAになります。

残念ながら、今は、景気が絶不調です。

営業利益が、赤字。

そんな企業が結構あります。

しかし、この不景気、そう簡単に回復すると思えません。

今こそ素早い行動で危機を回避する努力をして下さい。

日々の繰返ししかありません。

経営にコツなど無いのです。

待ったなしです。

頑張りましょう

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コメント

以前より経営計画書、中期計画、単年度の方針の重要性をご指導いただいております。
これだけ変動が激しい昨今、営業利益の前に、粗利の
確保と一般支出の軽減を三ヶ月ごとに見直しています。
当初の計画との変動がございますが、何とか営業利益を
計画に近づける努力を日々行なっております。
それだけでも結構大変です。
その上、キャッシュフローともにらめっこ!
きっついですな~

投稿: 赤い家紋 | 2009年11月 5日 (木) 11時55分

コメントありがとうございます。

赤い家紋さま

確かに粗利も非常に大切ですね。
EBITDA、わかりにくければ、営業利益と考えてもいいですね。

粗利は、毎月いくら必要なのか?
営業利益は、毎月いくら必要なのか?

見込みを立てて行動する事が大切ですね。

目標は、達成することもあれば未達の場合もあります。
経済は、生き物ですから。

だから、達成できた時、商売って楽しいもんだと思います。これが経営の醍醐味です。渡邉氏も本の中でも語っています。

未達だった時、商売って辛いもんだなと思います。これが経営の恐怖です。渡邉氏も多くの失敗を繰返したと本の中で語っています。

でも、我々は、その醍醐味と恐怖の繰返しの人生を選択した訳ですね。お互いに頑張りましょう

投稿: 坂上裕宣 | 2009年11月 6日 (金) 03時35分

渡邉氏の講演は講演料、参加費全額でカンボジアに学校を作るというものでしたね。私は所用で行けなかったのですが…。

今は設備投資にチャンスだと思いますが、投資資金の半分を自己資金で賄い、借入を半分にすると安定して返済することが出来ますよね。

利益と返済のバランス、これが難しい~
特に今は売り上げを作るのに四苦八苦してますからねェ~

減価償却の期間を3分の1にすると国は一円も使わずに景気対策になるのになぁ~と思うのは私だけでしょうか?

商売をする上で正直でありたい、なぜだかこう思うのでありました…。

投稿: しん | 2009年11月 7日 (土) 16時33分

コメントありがとうございます。

しんさま

>渡邉氏の講演は講演料、参加費全額でカンボジアに学校を作るというものでしたね。私は所用で行けなかったのですが…。

日本でも学校の経営もされる渡邉さんは本当に凄い方ですね。


>今は設備投資にチャンスだと思います

そうですね。こういう時期をうまく利用している人もいますね。見習いたいものです。

>投資資金の半分を自己資金で賄い、借入を半分にすると安定して返済することが出来ますよね。

自己資本比率50%経営ですね。中小企業のお手本ですね。

>利益と返済のバランス、これが難しい~
特に今は売り上げを作るのに四苦八苦してますからねェ~

ほとんどの会社で売上が減少してます。大変だと思いますが頑張るしかないと思います。

但し、このご時世でも増収企業があることも確かです。狙いとターゲットが正しければ、結果は出るものなんですね。


>減価償却の期間を3分の1にすると国は一円も使わずに景気対策になるのになぁ~と思うのは私だけでしょうか?

確かに、償却期間が短くなると投資意欲は高まりますね。ただ、今年に関していいますと、ご意見は五分五分の様な気がします。ここ数年の設備投資の状況がハイペースでしたからね。


>商売をする上で正直でありたい、…

意味深いお言葉でご真意がつかみきれず申し訳ございません。商売にとって正直というのは、とても、大事なことですね。

追伸
私、先日、新潟、新津へなんとか行ってきました。疲れました。


投稿: 坂上 | 2009年11月 9日 (月) 11時53分

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