« 資金繰り | トップページ | 会社のコンセプト »

2007年5月 6日 (日)

リスク計算

皆様、お元気ですか!坂上会計事務所です。

企業リスク計算。

これまで経営者のご不幸にまつわるリスクをお話ししました。

大きくは、3つです。

1つは、残された家族の不安。

2つは、残された従業員さんの不安。

3つは、銀行の不安。

不安の程度は、人の内面に関わる事なのでわかりませんが、企業経営の場合は、金銭的な最低限の金額計算は可能です。

お恥ずかしい事ですが、この金額計算を当事務所では無料で行なっています。相続税の詳しい計算は手が掛かるので別料金となる場合がありますが、ここは概算でいいです。おそらく、殆どの会計事務所は、この計算を無料で行なってくれるはずです。

当事務所の関与先でない方から依頼されましたら有料となりますが、当事務所の関与先のお得意様から依頼があれば無料でおこないます(今のところとしておきます。)

皆様も顧問税理士を積極的にご利用下さい。

不謹慎な話ですが、人は必ず亡くなります。これは、わかっています。

でも、その日がいつかは分かりません。

宝くじは、殆ど、はずれます。でも、買わないと当たりません。

保険は、不正がない限り必ずもらえます。でも、保険料を払い続けないといけません。

資金繰りは苦しくなります。会計事務所は、その辛さもわかります。でも、必要経費だと思います。経営責任なのです。

少なくとも、このリスク情報をお伝えする努力はしていきたいと思います。

|

« 資金繰り | トップページ | 会社のコンセプト »

コメント

坂上様
お忙しい中、いつも貴重な情報をありがとうございます。
少し具体的なことをお伺いいたします。
業種によっても異なりますが、企業が用意(手配)すべき保険はどのようなものでしょうか?
また、経費としては、どれぐらいまでを考えるべきでしょうか?

個人についてですが、相続には基礎控除があると思います。どれぐらいの相続財産から、準備すべきとお考えでしょうか?
また、生命保険で手配すべきということは、死亡時に相続人が受け取る保険金をお考えのようですが、その保険金には、税金がかかるのでは?
もうひとつ、死亡保険金を前提に相続を考えるのではなく、他の資金準備方法もお教えください。

投稿: 赤い家紋 | 2007年5月 6日 (日) 09時22分

ここ数日間の坂上さんのブログを読んでいて
保険の重要性というのを改めて認識しました。
これまでも大切なものだとは思っていましたが
いろんな観点から統括的に見なければならない
ということにきずかされました。

自己責任、まさしく自分だけでなく家族や会社
はたまた銀行など。

今一度見直してみようと思います。

投稿: 洋服屋 | 2007年5月 6日 (日) 11時11分

一月前、会社で全損の保険、はんこを押す寸前でした。利益が出ている間は非常に有効な保険で本当にはんこを押す寸前だったんです。が、突然制度が変わったとかで、全額損金算入されなくなったとかでいまだ押せずじまい・・・。ン~何か言い手立てはないですかねェ。あと、以前に某銀行さんで相続に関する勉強会に参加した事があるのですが、このセミナーは我々“若手”ではなく親の世代に聞いてもらわなきゃいけない話ですよと、銀行の担当者に言っていました。弊社、土地ほとんど、社長の個人資産になってますから・・・・。
本当に怖いです。

投稿: apita | 2007年5月 6日 (日) 12時28分

うちは社長が超元気だから大丈夫、、という訳には行きませんよね。
ちなみに、私は保険を増額しました。。。40が近づくと、あっちこっちにガタが来ますね。これからはメンテナンスもしっかりしないと!

投稿: Goりんりん | 2007年5月 6日 (日) 18時52分

コメントありがとうございます。

洋服屋さま
経営者の不幸に伴うリスクを今一度考えて頂きたいと思い、若干シリ-ズ的に皆様のご意見をお聞きしたいと思いました。参考にして頂けると幸いです。
当たり前ですが、本業が大事です。

apita さま
会計事務所としても創業者の方にリスク情報をお伝えしていかなければならないと思います。

創業者の方は、強者揃いが多いです。突進力があります。私の様な2代目には分からない生命力を感じる事があります。

事業承継が、いろいろなところで注目されていますが、2代目は危険もあわせて承継するのですね。創業者以上の生命力を持つ事こそ一番の事業承継なのかもしれません。

税法では、相続時精算課税という制度があります。通常、贈与税が最も税率の高い不利な税法と言われますが、生前に財産を贈与してもある範囲まで(大体、時価2,500万円)は相続時まで課税を延期するものです。条件が複雑でありますので、万能ではありませんが、会社経営に必要な財産を承継するためには、一考の価値があると思います。今度、ゆっくりご説明させて頂きます。

Goりんりん さま
社長さんが、元気なうちに準備しておくと何でも良いと思います。元気が無くなると、そんな話すら出来なくなってしまいますから。

赤い家紋 さま
どこまで、ご質問にお答え出来るか分かりませんが、お答え出来る範囲で…

>業種によっても異なりますが、企業が用意(手配)すべき保険はどのようなものでしょうか?
また、経費としては、どれぐらいまでを考えるべきでしょうか?

損保の方は、赤い家紋さまの方がプロですから、生保の方もかもしれませんね(笑)

生保の方は、ご説明の通り、大きく3つです。リスクは、1.会社の借入金と2.運転資金と3.経営者の残された家族の生活、遺産分割です。
その金額は、会社や経営者の個人財産の余剰キャッシュで変わってきます。そういう目で決算書を眺めると違った見方ができると思います。

以前、必要経費としてご説明しましたが、それに対する重要性の程度で金額は変わってきます。理想的には満額のリスクヘッジが望ましいです。

>個人についてですが、相続には基礎控除があると思います。どれぐらいの相続財産から、準備すべきとお考えでしょうか?

相続税の計算は、顧問税理士にお問い合わせ下さい。
遺産相続のところで簡単に触れましたが、最近は相続税というより遺産相続争い自体が問題になっております。特に問題なのは、現金以外の財産しかない場合で分けようがない場合です。戦後、家督相続制度がなくなりました。家族の絆も弱くなっています。生前の事前準備は家長としての責任ですね。その金額がいくらになるかは、親子間、兄弟間の心の問題になります。

>また、生命保険で手配すべきということは、死亡時に相続人が受け取る保険金をお考えのようですが、その保険金には、税金がかかるのでは?

保険契約には、契約方法にいくつかの方法があります。契約の仕方で税金のかかり方も違います。税金という事では、会社には、法人税、個人には相続税や所得税、場合によっては贈与税がかかります。

企業経営者の同族会社を前提にしますと一般に死亡退職金を利用すると良いと思います。法人税と相続税の対策となります。その為に、会社では、役員退職金規程を準備して下さい。詳しくは、顧問税理士及び保険会社さんと調整の上、経営者のご判断が必要です。

>死亡保険金を前提に相続を考えるのではなく、他の資金準備方法もお教えください。

今回は、会社の大黒柱にご不幸があった場合を前提しましたが、ご指摘の通り、企業リスクは、他にもありますね。
動産リスク、機械の故障リスク、地震リスク、売掛金や手形の回収リスク、交通事故のリスクや業務上の事故リスク、収入に関するリスク、等々です。
最近はペイオフ関係で、銀行預金にすらリスクがあります。
この辺は、赤い家紋さまの得意分野ですね。今度、教えて下さい。

投稿: 運営者 | 2007年5月 7日 (月) 10時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 資金繰り | トップページ | 会社のコンセプト »