投資と回収 その2 総資産利益率
皆様、お元気ですか!坂上会計の坂上裕宣です。
以前、株式投資のところで総資産利益率を御紹介しました。
今回は、その焼き直しです。
決算書的に商売を見る時は、
投資と回収を意識して欲しいです。
これまで会社に、いくら突っこんでいるのか?
今年は、どれだけ回収できているのか?
その回収割合は何%か?
意外と、この点に目を背けている
経営者の方が多いような気がします。
皆さんはどうですか?
これまで会社に突っこんだお金は、
総資産でしたね。
1年間の回収余剰は、利益です。
総資産は、貸借対照表に出ています。
利益は、損益計算書に出ています。
私は、会社の状況を判断する時、
この割合を重視します。
会社が大きくても
そうでなくても
同じように比較できるからです。
業種に関係なく比較できます。
銀行の金利とも比較出来ます。
ゼロ金利政策は解除されたものの
未だに預金金利は小さいです。
銀行をバカにする方も多いです。
皆さんの会社は、どうでしょうか?
それでは、
ご自分の会社の総資産利益率を計算して下さい。
(決算書に詳しい方は、
これに役員給与を考慮して考えて下さい)
さて、皆さんは、
ご自分の商売を後何年間ヤル予定にしてますか?
20年間で回収するためには、1÷20=0.05
総資産利益率 5%です。
20年間続けたら、
商売を完全に仕舞うことが出来ます。
(厳密には借入を考慮する必要がありますが)
早めにリタイヤしたい方は、
総資産利益率のアップを意識して下さい。
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