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2006年9月 4日 (月)

バランスシ-ト その2

皆様、お元気ですか!坂上会計の坂上裕宣です。

実は、皆さんは、もうバランスシ-トの達人に近づいています。
なぜなら、
バランスシ-トの構成は、
これまで確認した決算書の5つの数字だけからなっているからです。

ですから、皆さんは既にバランスシ-トシ-トを包括して理解する力を持ってしまいました。

バランスシ-トの基本形を示します。
高松機械 (平成17年3月31日)

   バランスシ-ト(貸借対照表)
  
流動資産 84億円  流動負債 61億円(流動比率137%)
               固定負債  6億円
固定資産 37億円  自己資本 53億円(固定比率 69%)

高松機械さんの分析をしましょう。

もう少しで入ってくるお金と
もう少しで出て行くお金が
分ればその会社の資金繰りの状態が分ります。
流動資産と流動負債そして流動比率でした。

流動資産は、84億円あります。
流動負債は、61億円です。
資金余力は23億円で、
資金繰りの余裕度は、流動比率137%です。

設備投資の金額のうち、
自前でやれている割合をみることで、
設備投資に対する無理の度合いや
会社の長期的な回収と返済のバランスが分ります。

固定資産と自己資本の部、そして固定比率と固定負債ですね。

固定資産は、37億円です。
これに対して自己資本は53億円ですから、
自前の範囲内で、無理が少ないですね。
固定比率は69%で、固定負債の方も6億円と少ないです。


クスリのアオキ(平成17年5月20日)

     バランスシ-ト(貸借対照表)
  
流動資産 51億円 流動負債 65億円 (流動比率 78%)
              固定負債 19億円
固定資産 59億円 自己資本 26億円 (固定比率226%)

クスリのアオキさんの分析をしましょう。
流動資産は、51億円あります。流動資産は、65億円です。
資金余力は▲14億円で、比率における資金繰りの余裕度は、流動比率78%です。
100%以上が基本とされるので、資金繰りの方は少し苦しいと判断されます。

設備投資の方は、59億円で自前の資金調達26億円を超えてます。
設備投資に掛かる負担は高く、固定比率は226%で、
固定負債の方も19億円となっております。
固定比率が、200%を超えると注意を要するといわれておりますので、
経営分析の本の通り考えますと、設備投資に無理があることを調査しなければなりません。
おそらく、店舗数を急速に増やしているのではないかと推測されます。
従って、各店舗で、予定通りの利益が順調に上げられればバランスは良くなっていくでしょう。

如何でしょう。もう皆さんは、
決算書の5つの数字と2つの比率をみて、
その会社の背景にある経営の状況を語ることが出来ます。
他のところの決算書を見ても、その状況が不思議と分るはずです。

とりあえず
ご自分の直近の決算書と、その一年前の決算書をについて、
以下の用紙に書込みながら、自社分析して下さい。

【経営分析】
我が会社の平成(   )年(    )月期の経営分析を報告します。
流動資産は、(       )円あります。
流動負債は、(       )円です。
その差額の資金余力は(       )円で、
比率における資金繰りの余裕度は、
流動比率(     )%です。
100%以上が基本とされるので、
資金繰りの状態の方は、(        )と判断されます。

設備投資の金額は、(       )円で
これに対して自前の資金調達は(       )円です。
設備投資の金額と自前の資金調達を比較すると
設備資金の金額は自己資本の金額より(       )です。
固定比率は(        )%で、
固定負債の金額は(           )円となっております。
固定比率が、200%を超えると注意を要するといわれておりますので、
当社における無理の度合いは(         )と判断できます。

以上の状態を前提として、明日以降の基本方針をご報告致します。





                             )
以上をもって、我が社の経営報告と致します。

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